湯船に入る

手術後、脱臼が怖くてシャワー浴をしていた。

片足でお湯から上がらなければいけないから、それが出来るか不安だったから。

けれどこのところ寒さが増してきてシャワーだけだと足が温まらない。

脱臼の心配が減る3ヶ月経ったら入ろうと思っていた湯船に、意を決して昨夜入った。

入るまで難なく出られるかそのことばかり気にしていたけれど、あっさり出られた。

何の心配もいらなかったみたいだ。

最近は杖を卒業しチャリンコにも乗って少しづつ足を使っている、それが良かったんだと思う。

お湯の中で足を温めて、なんともゆっくり出来て満足だった。

 

けれど、人間て本来欲張りだ。

湯船だけで満足していれば良かったのに、お風呂の椅子にも座れるのでは?(危ないのに)と思って座ってみた。

お風呂の椅子は少し低い、湯船からお湯を汲んで体も洗い易かったけれど。

立ち上がるのに苦労した、そうだよね~~~という事(湯船はお湯が張ってあるから立つときに浮力が有る、洗い場で立つときには浮力が無くて体が重いのだ)。

どうにか足搔いて脱臼せずに立てたけれど、これは何か対策が必要だなと言う結論に。

 

本格的な冬が来る前に、寒さに負けない暮らし方の模索は続く。