予定より1日早く16日に無事に退院した。
今の医学って本当に偉大だね。
人工股関節手術をした次の日には立ち軽く歩けるのだ、凄い。
何より手術そのものにそれほど痛みを感じない、どうして?と思うぐらいだ。
人工股関節置換術には色々な方法があるけれど共通しているのは外側の皮膚と中の脂肪部分は切るけれど筋肉は切らないというもの。
切らないと関節の出し入れが出来ないんじゃないかと思うけれど、筋肉の繊維の沿って隙間を作りそこから中の関節の置き換えをするのだ。
手術ではアシストロボットが威力を発揮(ロボットは技師の人が操作するらしく手術に医師と看護師以外の人が同席する同意書にサインした)するらしい、小さい隙間でも作業が出来るから。
16日間の入院は長いようで短いようで。
全身麻酔に負けて盛大に吐いてご飯が食べられなかったり、38度以上の発熱があったり(どれも想定内)と困ったことも有ったけれど。
退院すれば万事良かったと思える。
あんなに痛くて動かなかった足は治りつつある(機械になった足が自分の物になるのには早くても3ヶ月ぐらいは掛かるらしく)今は脱臼しないように用心して生活しているところ。
何より右足の筋力を上げるため(これがすぐには戻らないからリハビリのために)食事に出掛けたり買い物に行ったりしている。
病院食の一部、ご飯は思ったより美味しかったこれを3食時間通りには配膳するのは大変だろうなと思った。