人工股関節に置き換えて。
そんなに痛みは無くても歩くのは大変だった。
その手助けをしてくれたのが歩行器だ。
病院内での私のマイカー(病院付属の物で買ったりはしていない)。
初めはおっかなびっくりで、すっかり歩行器に寄りかかって歩いていたけれど。
途中で主治医の指導があり、寄りかからずに胸を張って押して歩く感じとのこと。
怖くてなかなか出来ないけれど、手術した右足に十分体重をかけて左足を大股で遥か先を見て歩いてとなかなか厳しい指導で。
右足は痛みが強かったから無意識に使わなくなって殆ど筋肉が無くなっているから、体重をかけることによって筋トレとストレッチを同時にすることになるんだとか。
こんなに大股で歩いたら関節が脱臼するんじゃないかと不安を口にしたらそんな手術はしていないと一蹴されて、お医者さんて凄いなあ。
その後歩行器と合わせて杖を使う練習も開始して。
今迄に杖を使った事が無いから歩きながら自分で自分の杖を蹴飛ばしてしまって、なかなかうまくいかないけれど。
退院した今では杖は無くても家の中なら歩けるようになっている。
外歩きの時には転ばないようにと言うより体勢が崩れない為に杖を使っている感じ。
3ヶ月過ぎるあたりから(個人差が大きいらしいけれど)その杖を不要になってくるのだとか。
足の骨は新品の機械になった。
けれど外側はは古いまま、そのギャップを埋めるのに苦労している。
スイスイと、とはなかなかいかないけれど少しずつそれを埋めていきたい。