おとうさんは膝痛

数日前からおとうさんは膝が痛いと言う。

絶対に冬の間ずっと炬燵でゴロゴロしていたから運動不足だなと教えてあげた。

始めはその程度でどうにかなっていたのに、金曜日についに足を引きずりだした。

どうにも酷そう、なので土曜日に病院へ。

行ったのは整形外科だ、足が膝が痛いからね。

病院ではレントゲンを撮ったり痛くなった経緯を聞かれたり。

その結果、診断は痛風!みたいなもの!

何?その痛風みたいなものって。

おとうさんは火曜日の夜中にトイレの起きて膝を打ったみたいなのだ、それほど痛くはなかったみたいだけど。

そのときに膝の中の細胞が壊れてその残骸が毛細血管に詰まっている、今はその状態なんだとか。

詰まっているから痛みと腫れが出ている、その状態。

診断を聞いたけれど良く分からなかった、どんななのよ?

それで詰まっている死んだ細胞の残骸を溶かす薬を飲んで痛み止めを飲んで、だって。

残骸を流すために水も多めに飲んでねだって。

いろんな病気があるもんだね驚いた、運動不足じゃなかったんだ。

昨日からその薬を飲み始めて、まだ回復と言う程では無いけれど歩きやすそうになってきた。

 

ところが今日、そんなに足が痛いのに南陽までワインを買いに行って来た。

この買い物は前々から予定していたもので、別に今日じゃなくても良かったんだけれど。

どうしても今日行くとおとうさんが駄々をこねて行く事になったのだ。

いつもの懇意のワインやさんで御礼用の詰め合わせを作って貰い、帰りにワンタンメンを食べて帰ってきた。

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米沢道路のお陰で福島米沢間は前よりずっと近くなった。

近くなったし車でも走りやすい、だから足が痛くても行けるんだけど。

行けるんだけど、まったく困ったもんだ。