一つ目の相続が完了

おとうさんの母方の叔父の相続が完了した。

 

少し前、亡くなった叔父名義の不動産が有ることが分かり叔母が相続する為には被相続人全員の実印印鑑証明が必要とのことで書類を送るから内容に沿って手続きをお願いしたいと叔母から電話があった。

勿論叔母が全遺産を相続するのに異存は無いから、書類が届くとすぐに判を押し印鑑証明を添えて返送していた。

 

叔父夫婦には子供がいない。

子供がいない夫婦の場合相続は配偶者が3/4を残りを親が1/4相続することになっている。

親が死亡の場合死亡者の兄弟が相続する、兄弟が死亡の場合その子が代替え相続するが孫には相続権なし。

けれどお互いに全遺産を配偶者に相続するとの遺言書が有れば全遺産を配偶者が相続する、親子間での相続では発生する遺留分は無しとの法律が有り遺言書があったならこんな手間はいらなかったのにと悔やまれるが仕方がない。

法律に則とって手続きした。

 

電話で書類の依頼だった為、被相続人全員の書類が集まるのにはそれなりに時間が掛かるだろうなと思っていた。

けれど意外に早くその手続きすべてが終わったらしく、手紙で連絡がありホッとした。

手紙には御礼現金2万円が同封されており、そんなものは不要なのにと思ったけれど返送するのも角が立つから有難く頂いた。

この手続きをするにあたり司法書士に相談したらしく、そりゃね相続なんて滅多に無いから普通は頼むよね。

手続書類は司法書士から届いていた。

色々とお金も掛かっただろうに何から何まで一人でこなしてさぞかし大変だったろう。

 

そして今日今度は冷凍帆立の貝柱が届いた。

これは母が生きて居た頃に良くお裾分けして貰っていたものだ。

もうお礼は頂いたんだからと思ったけれど叔母にしたら少なかったと感じたのかもしれない。

 

現金の御礼を貰った時に何かお返しをした方が良いかなと考えたけれど御礼に御礼するのも何だからと何も送らなかったけれど今回はお返しに林檎とルレクチェの箱詰めでも送ろうかと考えている。

おとうさんが帰ってきたら相談だ。

私的には何か貰って返さないのは有り得ないのだけれど、多分おとうさんもそう言うだろうな。