おとうさんの腕時計壊れる

昨日帰ってきたおとうさんは開口1番「腕時計壊れちゃった。」と報告してきた。

見てみるとベルトの部分がバラバラになっていてもう腕に巻く事は出来なかった。

でも肝心の文字盤は生きている、どうにかなるかな?

買う時に縮めたベルトの残りがあるかと探したけれど見つからず、この感じだとベルトを新しくするしかなさそうだ。

最近の時計は、いや時計以外でも小さな機械は出来がいい、デジタルカメラとか。

安くても結構持ちが良くてデザインも素敵なものがある。

この腕時計も1万円ぐらいで買ってもう何年しているか分からないぐらいだ。

だからベルトの部分が壊れても仕方ない。

この週末にでも腕時計を買い替えるかベルトだけを取り換えるか買ったお店に行ってみてもらうことにした。

 

ところがおとうさん、新しくすることを渋っている。

どうにか今のベルトを修理したいみたい。

競馬で数万円すっても酒飲みに行ってお財布の中身を全部使い果たしてきても勿体なくないのに、何で使い古しのベルトを替えるのを渋るんだろう。

私にはちっとも理解できない。

勿論そのお金は家計費から出る、おとうさん負担ではないのに。

男の人のお金の使い方は結婚32年を過ぎても理解不能だ。

でも腕時計が無いのは不便だろうから連れて行って検討してみよう。

 

こんなに渋って見に行くのに気に入ったのがあったら高くても良く考えずに買っちゃうのがまた理解できない所なんだけれど。