秋の初め頃《今年中に食べられます》と書かれたキャベツ苗をホームセンターで見つけて８本植えてみた、１本４０円。
クリスマス前には食べられるなあと期待をして待っていた。
ところがこのキャベツさっぱり大きくならない。
その上１２月に入ると近年まれにみる寒さと雪がやって来て、大きくならないキャベツはそのまま年を越してしまった。
けれどそのキャベツもどうにか大きくなったみたい。
スーパーのキャベツに比べればまだ小さいけれど大き目の物から収穫してみよう。
そう思ってよく見たら誰かに先につまみ食いされているじゃないか！
もっとよく見たら葉っぱの上には、ご丁寧にもフンまで残してる！
なんだよ、も～！一生懸命作ったのに～！許せな～～～い！
けれどもっとよく見ると食べられているのはこの１個だけ。
きっとこのキャベツが特別に美味しいに違いない！
鳥さんや虫さんは人間みたいに食べてみないと分からない訳じゃ無く、食べる前から美味しい野菜を見分けられるから。
つまみ食いした犯人は鳥さんに違いないけれど、美味しい野菜を教えてくれたと思えば諦めもつく。
つまみ食いの跡とフンが付いてる外の葉を多めに剥いて冬のキャベツを頂くことにしよう。
