赤い靴

先日おとうさんの好きな靴のメーカーの展示即売会が駅前のヨーカドーであった。

お値段は少しお高めだけど履き易いらしい。

このところ仕事で履くには勿体ないからとABCマートで安物の靴を買っていたけれど、結局数回履いてなんだかなという感じで靴箱に仕舞いっぱなしになっていて。

履かなくなるとそれはそれで高い買い物で、それならば履き易い歩きやすい靴を買おうかという事になって。

売り場についてすぐにこれが良いかなという商品が有り履いてみたらやっぱり良い感じで、でもサイズが無く本店から自宅に送って貰うことにした。

色は赤、このままだと少し派手に見えるけれどおとうさんが履くととっても似合って良い感じなのだ。

その靴が昨日届いた、このところ私にばかりお届け物が続いていたからおとうさんに靴が届いて良かった。

出して試着して、やっぱり良い感じだ。

色違い(今度は紺色)でもう1足買おうかなとまだ歩いてもいないのに満足しているみたいだ。

 

この靴が届く3日前、知らない電話番号からメッセージが来た。

知らない電話番号のメッセージ、これは怪しい。

開ける前に捨てようかと受け取り画面を見たら、私の事にいやに詳しい。

知っている人かなと思ってメッセージを開けたら靴屋さんからだった。

当初靴は20日に宅配予定だった、それが本店での検品の為に遅れていて届くのが週末頃になってしまいそうというものだった。

忙しいのにわざわざメッセージありがとうございますと返信したけれど、見ないで捨てないで良かった。

メッセージ、怪しいのか用事があるのかすぐには判別できないこの頃だった。