昨日処方された新しい薬、ブシ末をググると附子末と出てくる。
へ~そんな字を書くんだと思って、よくよく考えたらあの字なんじゃないかな?と思い当たった。
昔あるところにお寺がありました。
和尚さんが出掛けるので小坊主たちに、仏様の前に備えてある壺は中に毒が入っているから決して覗いたり食べたりしてはいけませんよ。
覗いただけでも毒に当たって死んでしまうからと言いつけてお寺を後にしたら。
小坊主たちは早速壺を開け中の水飴を全部食べてしまって、それを隠すために和尚さんの大切にしている掛け軸を破き死んでお詫びをしようと思ったのに幾ら毒(毒だと言われた壺の中身)を舐めても死ねませんでした。
という話を思い出し。
その壺に書かれていたのが「附子」だったはずだと。
そんな昔話を思い出す薬を自分が使うことになるとは驚いた。
附子(ブス)は昔は猛毒だったんだね。
今でも使いようで薬にも毒にもなるんだろうけれど、そんな強い薬を使わなくちゃいけない程に症状が強いなんてガッカリだ。
それでも体に合って痛みや動かし辛さが緩和されれば言うことないけれども。