お年玉

月曜日のお昼ごろ、母の所に出掛けるために都合を聞く電話をする。

すると今しがた弟のお嫁さんのお母さんが無くなったと言う話があった。

びっくりしたけれど、今亡くなったばかりでは葬儀日程も決まっていないだろうし弟達はまだ病院かもしれないから母にはまた電話するねと言って一旦電話を切ってこれからの事を考える。

 

夜になっても弟から何の連絡も無かったからこちらからお悔やみのLINEを送る。

すぐに返信が来て葬儀の日程は聞いたけれど、お父さんの意向で小さな葬儀にする予定だとか。

参列は遠慮願いたいとの事で香典だけ頼むことにする。

その内容を妹たちにも流して、最近は小さな葬儀が主流になりつつあるなあと思う。

 

火曜日の朝に母が家に居ることを確認して香典と林檎とお小遣いを持って実家に向かう。

母には実家に着いてからこのことを話すつもりだ。

母は年寄りだから何でも昔風の事を好む、葬儀に参列しないと言ったら文句を言われるかもしれない。

実家に着いて昨日からの話の内容を伝えると意外にも納得していたようだった。

喪主の希望だからね、そこはこちらで文句言うことじゃないからね。

 

お正月は実家ではこの分だと喪中だし、私も娘の出産が間近で来ないよと話したら帰り掛け曾孫にお年玉渡したいと言い出した。

引き出しから去年私が買ってあげたお年玉の袋を取り出して、いくらあげたらいいかなと言いながら3千円を袋に詰めて私に預けてきた。

この辺りはまだボケていないようだ、私もしっかり預かって来た。

f:id:yayoi50:20211215180103j:plain