右手人差し指と薬指、左手中指の狭さく性腱鞘炎の治療を始めて1週間。
昨日は血液検査の結果が出てまず始めにということで人差し指の付け根に痛~~~~い注射をしてきた。
先生の説明によるとリュウマチでは無いから1つの方法としてまず注射をして様子を見るという保存治療が良いのではとの事だったのだ。
でもこの注射とっても痛いという事と、もう1度打つ場合には3ヶ月過ぎてからという難点がある。
その上症状の緩和が見られないとか治らない可能性があるというのだ。
でも仕方がないその注射を打ってきた。
打ち身や捻挫で症状が1番重いのは怪我をした翌日の朝だ。
酷い場合は自分の手や足なのに借りてきた手足みたいになって立つのも物を掴むことも出来なくてどうしようも無い状態になったりする。
今朝の手は昨日の注射のせいでそんな感じだった。
グーは出来ないし、かと言って思いっきりパーも出来ない。
まるで『借りてきた手』状態だった。
人差し指の付け根に打った注射の後は痣になって押すと痛い。
動かして下さいねと先生に言われてきたけれどこれじゃ絶対に無理。
治療に行ったのに前よりも困った状態になってしまったんだもの。
ところが朝起きて顔を洗って洗濯をして夕ご飯に食べる青菜を摘んだりしているうちにあら不思議、指の痛みが引いてきた。
さっき出来なかったグーが出来る!
「あの先生やぶだ!」と内心思っていたけれど「良い先生だったんだ!」に気持ちが変わってきた。
この注射が効かなければ手術も視野に入れてと説明されていた。
けれどこの分だとそれは回避出来そう。
次の診察は注射の効能が十分に出る1か月後。
それまでに指が何不自由なく動くようになることを祈るばかり。
一昨年右手親指を手術したときは普通の生活に難儀したから。
お薬も治療技術も日進月歩、昔ならどうしようもなかった病気が簡単に治る時代。
医学の進歩ってすごいなあ。