このところおとうさんの好物に大根の葉っぱが加わった。
おとうさんにはとっても美味しいらしい(私が美味しく作っているんだけど)。
普通スーパーでも八百屋さんでも大根の葉っぱは切って売っている、だから普通の人は大きくなった大根の葉っぱは食べられない。
何故かというと葉っぱは傷みやすいし流通で場所を取って邪魔だから、葉っぱを切って箱詰めするとその分沢山の大根を詰めれれるからね。
その滅多にお目に掛かれない大根の葉っぱも庭で作っていると大根を収穫するたびに食べられる。
色の濃い野菜で栄養豊富、冬には野菜の値段が上がるから家計的にも大助かりなのだった。
ただ手間が掛かる、美味しく食べるために3回に分けて茹でるのだ。
外葉の軸をまず2分茹でその後に葉先を入れて2分茹で最後に中の葉を入れて計6分茹でるのだ。
勿論大きさや太さによって様子を見たりして、そこがなかなか面倒な作業だったりする。
そうして手間をかけてお料理するとガサガサする大根の葉っぱが美味しくなる。
ここまでするとこの後お浸しで食べても胡麻和えにしてもとっても美味しい。我が家の定番はツナマヨ和え、おでんの時のもう1品に欠かせない。
けれどこの話をおとうさんにしたら鼻で笑われた。
せかっく美味しく作っているのに、それは許せない所だ。