仕事が始まっておとうさんは昨日は外回りだったらしい。
その途中で寄った向山製作所で有名な生キャラメルをお土産に買ってきてくれた。
元々キャラメルはそんなに好きではない、歯にくっつくから。
そうは思ったけれどこの生キャラメルはとっても美味しいと有名だし、お土産に買ってきてくれたから食べてみた・・・・・。
へっ!えっ!あっ!
口の中に入れて舌に乗せたらその瞬間から融け始めた!
歯になんか1ミリもくっつかないし、後味がしつこくなくて美味しい!!!
なんと言うか、甘さが舌に残らずに消え去るの!
なんで?
キャラメルと言ったら甘いもの代表だし、ねっとりしているから口に残るし。
普通そうでしょう?
この生キャラメルを作っているのは向山製作所だ。
所有する徹底的に温度管理できる部屋を利用して美味しいキャラメル作りを始めたのだ。
その甲斐あって世界に通用する製品に仕上げ、ANAだかJALだの国際線のファーストクラスのお菓子の一品に選ばれていざ納品というときに東日本大震災が有り、放射能が出
ると困るからという理由で納品がおじゃんになった、そんな会社だ。
その話は知っていたけどキャラメルを食べるのは初めてだった、震災から随分経つけれど。
キャラメル苦手だから仕方ないけど、向山製作所の生キャラメルは本当に美味しい。
納品はおじゃんになったけれど、それに負けずに作り続けて今では京都伊勢丹に自社ブースを出店したと京都に住む上の子が言っていた。
震災に負けずに作り続けたの凄い。
放射能は全く出ていないんだからめげることは無かっただろうけれど、それでもねやる気無くすよね。
今迄は手土産に無難なお菓子を選ぶことが多かったけれど、是非その中の一品に加えたい。
温度管理が大変みたいだけれど、冷たくして持っていきたい。
それ程美味しい。
おとうさんが買ってきてくれたキャラメルは冷蔵庫にしまって1個づつ大切に食べている最中だ。