おとうさんに異動の内示があり引っ越しはしなくても良いようだ。
この歳になると引っ越しは本当に大変、それが毎年となると尚更だ。
けれど今年はそれが無い、良かった良かった。
けれどおとうさんは通勤するビルが変わる、机の中身を運ばなくてはいけない。
まあ家1軒引っ越すよりは楽チンだけどおとうさんにすれば気持ちがソワソワするみたい。
落ち着くのに5月の連休ぐらいまで掛かるかもしれないな。
実家の母にも引っ越しはしなよと連絡をした。
良かったねと言ってはいたけれど、内孫の合格発表がこれからの為落ち着かない様子だった。
卒業、進学、引っ越し、異動と落ち着かない3月も今週末には半分が過ぎる。
其々の道を迷わずに進む、分かっていても大変なのだ。
けれどそれは幸せなこと。
昨日のニュースに出ていたおかあさんが言っていた。
息子は生きていれば18歳、これからの人生を決めなくちゃいけない歳。
けれど津波で死んでしまった。
もし生きていたら色々揉めたんだろうなと考えてしまう。
もし生きていたら・・・。
迷えるのは幸せなことなのだと思う。