2月に入って早々、今日は舅の23回忌におとうさんと二人でお墓参りに行って来た。
お寺に着くと頼んでおいた塔婆を貰ってお墓に向かう。
法要ならお経を頂くところだけれど参列は私とおとうさんだけ簡単に済ませるのだ。
お墓は年末にお掃除をしておいたから綺麗だったけれど、花立の中に氷が張っていた。
やっぱり寒いね次は秋のうちに済まそうねとどちらからともなく話が出る。
両親はどちらも寒い時期に死んだから、命日のお墓参りが大変で今回は雪が無かったから良いけれど。
これから私たちも益々歳を取るから命日に合わせずに、寒くなる前雪が積もる前の秋に済ませるしかないよ。
今迄の法要は3人兄弟のおとうさんの弟たちを呼んでしていた、お経を貰って会食をして。
けれどそれをやめたのだ。
それは一番下の弟は死んでしまったから。
そのうえ上の弟は肝硬変の末期で生体肝移植を受けて今は元気だけれど寒い所や感染症に気を付けなければいけなくて。
まさかね、若い順に死んでしまったり大病を患うとは思いもしないで。
それで前回の姑の17回忌からおとうさんと二人で供養をすることにしたのだった。
帰り道、車の中で次は舅の27回忌と姑の23回忌が一緒だよ。
それも定年後だねと次の回忌法要の話になった。
それは秋にしよう、いや俺が元気だったらとかそんな事。
自分たちのお葬式がその前に有るかもしれないし。
少し前に親のお葬式をしたと思ったのに、そろそろ私たちがお葬式を出して貰う側だ。
お墓参りに行って自分のお葬式の心配をした帰り道だった。