いつの間に歳を取ったのか

2回目のプチリフォームが27日に決まって、いよいよ大詰め。

工事が終わったら私たちの2階に有る荷物を1階に降ろして生活を始める予定だ。

ゴールデンウィークには荷物を動かしたいからその前に工事を終わるようにしてねと注文していたけれど、希望を聞いてくれて有り難い。

 

2階に有る荷物で大物なのは二人の下着や服を入れているチェスト、それを1階に降ろしたいのだ。

その為に今日の午前中は着ない服や要らない物を整理した。

このチェストをおとうさんと二人で1階に降ろす予定・・・だったけれど。

念の為にそのチェストの引き出しを全部抜いて動かしてみたのだ。

ここを持って、こうして、と動かしてみたら。

どう考えても1階まで降ろせ無さそうという結論に達した、これは不味い。

この家に越して来た時には子供たちと2階に上げられたのに・・・。

 

この家に引っ越して来た時35歳だった私はもういない。

これは無理そうだぞという顔で窓に映っていたのは56歳のおばあさんだった。

もうあの頃みたいに動けないのだ。

チェストの引き出しを全部抜いて気落ちしている私、どうしよう。

いつの間にこんなに歳を取ったのかとガッカリして、けれど落ち込んでる暇はないと思い直して。

 

降ろしたいチェストは全部で3竿。

どれもそれ程大きくは無い、でも私にとっては大仕事だ。

誰かに手伝って貰うしかない子供たちが帰って来た時かと考えたけれど。

やっぱり工事の人に頼もうということに決めた、今。

追加料金が発生してもそれがやっぱり1番早くて確実だ。

頼めるかどうかは分からないけれど、すでに仏壇の移動は頼んであるから。

 

午後からまた荷物の片づけ。

いつの間にこんなに歳を取ったのかと思うのと同時に、いつの間にこんなにゴミが溜まったのかと思ながら片付けるのだった。