初MRI

秋口に受けた集団検診の結果が来た。

これと言って大きな異常は無いみたいだけど下腹部エコーが要精検になっている、あらら。

別に受けた子宮癌の市民検診で子宮筋腫がありますと言われていたからそれに違いないけれど、再度検査を受けてその結果を郵送しなければいけない。

子宮癌は異常無しなのに『面倒くさいなあ、お金もかかるし。』と思ったけれど仕方がないので総合病院に診察の予約を入れた。

 

昨日その診察がありその婦人科の先生も「筋腫かな、少し子宮が大きい感じはするかな、ここに何かあるね。」と子宮エコーで診察してくれた。

「まあ、MRIを取ると正確にわかるから、この病院はMRIが空いていてすぐ予約が取れるから、明日空きがあるし。」と言われ『筋腫ならそんな検査は要らないんじゃないの』と内心思ったけれど「何時がいいですか?」と聞かれ断るのも何なので予約して、さっき初MRIを受けてきた。

 

MRIは初めてだけどドラマでその検査風景を見たことはある。

白い筒の中に入ってレントゲンを撮る感じ。

でもいざ自分が受けるとなるとちょっと違っていた。

 

まず検査室に入ると検査着を渡され金属製のものは全て外してこれに着替えてくださいと言われる、ヒートテックもダメみたい。

次に耳栓を渡される、うるさいので耳栓して下さいねと言われて。

そして検査ベットに寝るんだけれど、寝るとバンザイして下さいと言われ毛布のようなものを掛けられその上に体を固定するギブスの様な物を乗せベルトで縛られる。

余りにもがんじがらめだからちょっと怖い。

そして手には卵型のボールの様な物を握らされて「何かあったら強く握ってくださいね。」と言われた。

『何かって何?何かあるの?どんな?』と思ったけれど聞いたら長くなるかなと思いそのまま検査開始。

静かにベットは白い筒の中に吸い込まれる。

見るよりもずっと狭い、『棺桶に入ったらこんな感じかな』と思ったりして。

吸い込まれると同時に足元から頭に向けて風が吹いている事に気が付いた。

チョット鼻の頭が痒い、『掻いても良いのかな?動いちゃいけないよね?風がそよそよ吹いてる・・・。』

すると小さな声で「では検査を始めます。」とアナウンスが聞こえると同時にとゴゴゴゴ、ギューギュー、キュルン、トトトトと音が鳴り始めた『うるさいからと言っていたのはこの事か、たしかにうるさいな。』

検査時間はおおむね20分その間緊張していたので肩が凝ってしまった。

閉所恐怖症の人と筒に入れない太った人は検査出来ないな。

 

検査結果は1週間後、ひゃ~疲れた。