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白い糸

奥の部屋の小さな窓にカーテンをつける。

長さが合わないから下を折り返して縫うことにする。

カーテンの柄はグレーっぽい水色と白の大きなチェック柄だ。

 

糸は白と灰色を用意した。

初め白い糸で縫いだす。

針穴にもちゃんと糸は通せて窓の大きさに裾を合わせていい感じだ。

少し縫って今度は灰色の糸に変える。

 

まず針穴に糸を通して・・・・・・・・?

あれ?

あら?糸が見えない?

針穴が?どこ?

 

さっきの白い糸の時には見えたのに何もかもが霞の中だ!どうして!

仕方なく目の前に針を持ってきて・・・・・・・・・?

ところがそれでも遠近感が全然掴めない、どこ?

針穴も灰色の糸も空を切っている・・・・・・・。

 

暫く格闘してどうにか糸を通して。

でもカーテンの裾上げはどうでもよくなってしまった。

 

は~~~、年寄って辛い。

 

も~~~!灰色の糸はうまく針穴に糸を通せないの!

どうにかよく見える白い糸ですべて縫うことにする!