ブログを休んでいた間、まさか!の出来事以外にも色々な事があった。
その一つに叔父夫婦が福島市内に引っ越して来たということがあった。
その叔父は、他界している姑の弟で県内の他の都市に住んでいた。
親しく行き来していた訳でもないのに、突然近くに越してきたのだ。
引っ越しの一週間前ぐらいに「今度近くに越すから様子を見に来て」と連絡があり、びっくりして挨拶にだけは行ってきた。
そこで越してきた理由を聞いてみたら手頃な介護付きマンションに空があったからというものだった。
けれど私にしてみたらどうにも腑に落ちなかった。
叔父夫婦には息子が二人いる。
二人とも結婚して東京に暮らしているのだ。
親戚の集まりで会った時には歳を取ったら子供たちの近くに引っ越したらいいですよと伝えていたにも関わらず遠くに引っ越したのだ。
そして子供たちは遊びに来ないと嘆いていた。
歳を取ってあちこち痛い所も出てきて、夫婦のどちらかが先に逝ってしまうそんな年代になってきて。
子供たちには迷惑をかけられない、そう思う気持ちは分からなくも無い。
けれど遠くに引っ越すってどうなんだろう?
今、叔父夫婦は元気でいる。
ボケてもいないし、死にそうな病を患っている訳でもない。
それなのに死ぬまでこのマンションに住んで居られるのだろうか?
何故ならその介護付きマンション、狭いうえに座ると外がまるで見えないのだ。
ベランダも無ければ、窓は目線よりもだいぶ上に付いている物一つだけだったから。
帰りの車の中で転落防止なのかな…と考えながら、まるで牢屋のような室内にこれでは息子たちはますます遊びには来ないだろうなあと感じたのだ…。
子供たちに世話になりたくないのか、遠慮しているのか。
でも遊びには来てほしいのか、来てほしくないのか。
それとも私たちに世話になりたいのか。
叔父の息子たちに遊びに来るように言って貰いたいのか。
叔父たちの真意は分からない。
今の私にそれを突き詰める気持ちは無い。
でも介護付きマンション、私にはハードルが高かった。