雨後の筍みたいに

《雨後の筍》とは、雨が降った後にウジャウジャ筍が出てくるということですが、筍ではないけど我が家のミョウガタケがウジャウジャ出てきた。

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歳を取るとアクのあるものや癖のあるものが好きになる。

ウドだったりフキノトウだったり。

おとうさんも子供の頃は嫌いだったというのに今は茗荷が大好きだ。

けれど我が家には茗荷がなかったから一昨年の秋に隣の畑から根っ子を貰って植えてみたのだ。

去年はあんまり芽も出なくて土に合わなかったのかなと思っていたのに、今年になったら怖いぐらい出てきてしまった、出過ぎだ。

この間見た時には地割れがしてるなあぐらいだったのにもう足の踏み場もないぐらいにウジャウジャ出てきている。

 

今出てきているのはミョウガタケ、普通お店で売っている茗荷は花の部分で茗荷子と言われている。福島では夏頃になると咲き出す。

だから収穫はまだまだ先。

去年は10個ぐらいの収穫でがっかりだなと思っていたけれど今年はこの分だと食べ切れないぐらい収穫できそう。

 

ところでこのミョウガタケ食べる事も出来る。

刻んでお味噌汁に入れたりサラダに入れたりするんだけれど、見た目は茗荷子とは違うのにしっかり茗荷の味がするんだな、硬いけど。

ミョウガタケとお豆腐の卵とじのお味噌汁が美味しいのだ!