メロンに負ける

昨日帰りに高速を運転していると喉が痛いことに気が付いた。

追い越しをかけながら風邪かなと思ったり。

それとも久しぶりに親戚と話し込んでそれで喉が痛いんだろうかと思ったり。

この喉が痛い理由は何なんだろうかとぼんやりと考えたのだ。

そして気が付いた、お昼ご飯のデザートにメロンが出たことを。

少しだったし気にせずにそのメロンを食べてしまったことを。

 

私は珍しいメロンアレルギー。

メロンを食べると喉が痛くなって咳が出て痰が絡むのだ。

だからいつもは食べたりしない、いやな気分になったりするから。

それがつい食べてしまった久しぶりに、がっかりだ。

喉の痛いのは夕ご飯を食べ終わる頃まで続いてどうにか寝る頃には収まった。

 

子供のころは自分用に切り分けられたメロンやスイカをいつも残すから困ったねと言われていた。

けれど大きくなって、『これ、もしかしたらメロンアレルギーなんじゃないの!』と気が付いた時にはにびっくりした。

そんな話聞いたことないから。

この歳になってもメロンは苦手、進んで食べることは絶対にしない。

なのに昨日はつい食べてしまったのだ…、喉が痛くなるのに…。

おとうさんに「お昼にメロン食べちゃったから喉が痛いよ。」と愚痴ったら、「その歳になってもまあだそんななの!」と褒められてしまった。

この歳になっても敏感なところは変わらず。

メロンに負けた1日だった。