青菜が届く

買い物に出ようと思って物置に入れてあるチャリを出そうと思ったら物置の入り口に青菜が届いていた。

山のような青菜を見て『隣からだな~』と思う。

家の畑の青菜も豊作御礼中、1日3食青菜を食べている。

でも仕方がない、また茹でることにした。

 

私の畑は隣の土地だ。

家を建てた時に畑にしても良いよと言うご厚意に甘えて畑にさせて貰っているのだ、無料で。

その上毎年畑の土地は広がり今では最初の倍ぐらいの広さになっている、無料で。

苗が余るとおとうさんが畑に植えなと持って来てくれたり、はたまた採れた野菜を持って来てくれたりしているのだ、どれも無料で。

隣のお父さんとお母さんは私が耕している土地は悪い土地だから美味しい野菜は出来ないと思っていて、こっちの方が美味しいからこれを食べなさいと持って来てくれているようなのだ、有難いけれど…。

けれど私もそれなりに一生懸命作っている、自分の野菜は美味しいと思っているのだ。

でも隣にはそれは通じない、う~ん。

 

今度畑で見かけたら「青菜貰ったよ~」と声をかけるしかない。

そうしたらまた「持って行きなよ~」と言われるに決まっている。

ブロッコリーも小松菜もカブレ菜も食べ切れない程茂っているもの。

でも挨拶しない訳にはいかない、覚悟を決めて声をかけよう。

下手をするとブロッコリー10個に青菜ゴミ袋1袋分ぐらい貰うことになっちゃうからね。

覚悟が必要なのだ。