拍車がかかる

この前おとうさんは同僚に送られて帰ってきた。

異動で荷物を運ぶ為にマイカーを使ったらしかった。

乗ってびっくりクラウン、おとうさんは思わず「クラウンじゃん!」と言ってしまったとか。

すると「子供たちが終わったからね!」と同僚から答えがあったらしい。

そして帰ってきた私にも「新しいクラウンに乗っていた!」と報告があったのだ。

家ではアクアに乗っている、もちろん子供は終わっている。

でもアクアなのだ。

 

わざわざ報告があったということはおとうさんもクラウンに乗りたいのかもしれない。

勿論乗れない訳でもない。

でも、そうだとしても、やっぱりアクアで良いじゃないか!

最近おとうさんによく言われる、「倹約に拍車がかかっているね!」と。

そうかもしれないし、今までと同じかもしれない。

昔も倹約、今も倹約だから。

 

おとうさんは文句を言うわけではないけれど、高い車に乗っている同僚を見ると羨ましいのかもしれないな。

口ではなんとでも言えるから「次に車を買い替える時にはクラウンなんて言わずにレクサスにしたら!」と言っておいた。

内心「今度は軽だな!」と思っているけれど…。