昨日の夕方、ご飯の準備の為多量のカブレ菜を茹で始めるとおとうさんから電話があった。
飲んで帰るから夕ご飯は要らないよと。
おとうさんからの急な電話はいつもの事、でも夕ご飯の準備はもう始まっている。
途中でやめるわけにはいかない。
まず茹で始めたカブレ菜は茹であげなければ。
天ぷら用の衣はもう混ぜてある、パセリを入れて揚げなければ。
けれどまだ茹でていない白菜や焼いていない魚はもう1度冷蔵庫に仕舞って。
おとうさんは夕ご飯は食べなくても私の分と明日の朝の分と…。
献立をたて直してどうしようか考えて。
一人では食べ切れないほどのカブレ菜はお浸しと油揚げ煮を作って、パセリはそのまま天ぷらで。
多分この量だと1回では食べ切れない、残りは朝とお昼とそれでも残れば夕ご飯にも持ち越して食べ切らなければ。
そんな夕ご飯はこんなだった。
緑過ぎる食卓は春の間当分続く。
カブレ菜の太い茎はアスパラみたいでマヨネーズに少しお醤油を垂らして食べるととっても美味しい。
いつもはおとうさんと太いところを狙って取りっこになるけれど今日はその心配はいらない。
思う存分太い茎を食べて、やっぱり残りは持越しとなった。