畑のキャベツや白菜が食べ荒らされている。
端の方を遠慮がちに食べてくれるのなら許してあげるのに、葉っぱの上に糞までしてどうしても許し難い。
犯行現場を抑えて逮捕しなければと張り込んでいたら奴は来た!
今日は二羽でやって来た。
土日に降った雪が残る畑で朝ご飯を食べている。
でももう山には食べるものが無いんだろう、まだ長い冬は終わってはいない。
もう少しで春が来るのにそれまで飢えを凌がなければならないのだ。
雪の中で枯れた白菜を一生懸命ついばんでいる犯人たちはちょっと可哀想だった。
仕方がないから今日のところは勘弁してあげよう。
二羽のヒヨドリ、つがいかな。
春までもう少し、頑張れ!